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菊ちゃん:「マムちゃーーん」


桃ちゃん:「マームーちゃーん」


桃ちゃん・菊ちゃん:「どこにるのーでてきてよー」


初めてドレスを着たマムちゃんは恥ずかしくなってお屋敷のどこかに隠れてしまいました。大石パパのおウチは広かったので桃ちゃんと菊ちゃんは大きな声を出してマムちゃんの名前を呼んでいます。


しかし、マムちゃんはなかなか見つかりません。




菊ちゃん:「見つからないね…」


桃ちゃん:「別れてさがそうよ」


菊ちゃん:「うん。わかった」


菊ちゃんと桃ちゃんがお屋敷中を捜しまわっているとき、マムちゃんは裏庭の茂みの中に隠れていました。 


マムデレラ:「ぱーてぃになんて行きたくない」


マムデレラ:「(なんで、こんな格好しなきゃいけないの…)」


う゛ぅ……ひっく


どうやらマムちゃんは泣いてしまったようです。



ガサガサっ


突然、マムちゃんの後ろの茂みから音がしました。音は段々とマムちゃんの居るところに近づいてきます。


がさがさ、がさがさ


マムデレラ:「(きっと僕のこと探してるんだ……このままじゃ見つかっちゃう)」

マムちゃんは体を小っちゃく小っちゃくして、ぎゅっと目をつぶりました。


???:「おや、そこに誰か居るのかい?」




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そうして王子様の誕生パーティーの日になりました。





大石パパ:「手塚。マムデレラの準備はできたかい?」



手塚ママ:「ああ。だが…少し恥ずかしいようでな」



大石パパ:「今まで男の子の格好だったのだから無理はないよ。」



大石パパの横で菊ちゃんが服を引っ張りました



大石パパ:「ん?どうしたんだい、菊」

菊ちゃん:「マムちゃんもヒラヒラきるの?」



大石パパ:「そうだよ(にっこり)」



そして桃ちゃんも手塚ママの服の裾を引っ張っていいました。



桃ちゃん:「桃たちといっしょのヒラヒラ?」



手塚ママ:「ああ」

それをきいた菊ちゃんと桃ちゃんの表情は明るくとっても嬉しそうです



桃ちゃん:「桃っマムちゃんよんでくるっ!」



菊ちゃん:「菊もっ!」





そういってふたりはマムデレラのところに走っていきました



大石パパ:「ふふっ可愛いね」



手塚ママ:「そうだな」









あとがき



あれラブは?(話がまたもや進

大石パパからのお許しが出てから数日後のことでした。

大石パパ:「聞いたかい手塚。明日の夜にお城で王子様の七歳の誕生パーティーを開くそうだよ」

手塚ママ:「ああ。実はそのことでお前に話がある」

大石パパ:「なんだい?」

手塚ママ:「実は祖父がそのパーティーにお前と子ども達を連れてくるように言ってきている」

大石パパ:「おじい様が!!」

手塚ママ:「ああ。おまえも知っているとは思うが手塚家は代々王家に仕えてきた将軍の血筋。祖父はこの機会に婿とその子どもを上流社会の仲間入りにさせるつもりらしい」

大石パパ:「こりゃ大変……」

手塚ママ:「パーティーには出席しようと思う。ただ問題はマムデレラだ」

大石パパ:「え……」

手塚ママ:「この前は言わなかったが、手塚家の男子は幼いときから手塚家の敷地で武術を強制的に学ばせられる。俺は子どもたちを手放したくなくて性別を偽ったんだ」

大石パパ:「そうだったのか」

手塚ママ:「マムデレラにその家訓が当てはまるかは分からないが、心配だ」

大石パパ:「さすがのおじい様もそこまでは……」

手塚ママ:「するかもしれないから不安なんだ」

大石パパ:「……分かったよ。桃や菊だけでなくマムデレラにもドレスを着せよう。でも、条件はこの間と同じだからね」

手塚ママ:「すまない、大石」



あとがき

マム・4 UP☆
うわっ、話すすまない(滝汗;;)
しかも、完璧にシンデレラのストーリーから外れていってるよ;;
ああでも次からはラブがチョコット入ってくるかな

追伸
カテゴリーにマムデレラ追加しました


手塚ママ;「桃と菊は男だ!」

大石パパ;「って、そういうことじゃなくて::」

なんてことでしょう。
ヒラヒラのお洋服を着ている桃ちゃんと菊ちゃんは男の子だったのです。

大石パパ:「どうして二人が女の子の格好をしているのか説明してほしいと言ってるんだ」

手塚ママ:「うむ、実はコレには深いわけがあってだな。実は……」

大石パパ・マムデレラ:「(ごくっ)」

手塚ママ:「女の子がほしかったんだ」

大石パパ・マムデレラ「………………」

大石パパ:「って、それだけかい!!」

手塚ママ:「ああ、しかしあいにくと女子に恵まれなくてな」

大石パパ:「……」

手塚ママ:「無茶なことをしているのは分かっている。事実、桃は最近男の子らしくなってきた」

そういって手塚ママは桃ちゃんの頭をナデナデしました。

大石パパ:「手塚……」

手塚ママ:「大石。無茶を承知で頼むあと少しでいい、この子達を……」

手塚ママはとっても切なそうな顔をしていました。

大石パパ:「分かったよ手塚。でも、一つ条件がある。このヒラヒラのドレスが似合わなくなったら、もう男の子に戻してあげること、いいね?」

手塚ママ:「……ああ、分かった」




あとがき

マム・3 遅くなりました(土下座)2日くらい前にUPするつもりだったのに時間の都合で今日までだらだらと::

この機会に色々やっとこーかな?



マムデレラ:「……」

マムデレラは困っていました。

突然、桃ちゃんおかしなことを言ってきたからです。

菊ちゃん:「なんで、きないの?」

菊ちゃんも首を可愛くかしげながら聞いてきます。

マムデレラ:「……(なんで?そんなこと聞くの)」

マムデレラは菊ちゃんや桃ちゃんが自分にそんな質問をしてくるのが不思議でしょうがありません。

そこで見かねた大石パパがマムちゃんに助け舟を出してくれました。

大石パパ:「マムちゃんはね、男の子だからだよ」

菊ちゃん:「おとこのこは、ヒラヒラきないの?」

大石パパ:「そうだね」

桃ちゃん:「へんだよ!だって桃たち、おとこのこだもん!!」

大石パパ:「えっ;」

マムデレラ:「ふしゅっ!」

桃ちゃん:「ほらっ」

そういって、桃ちゃんは盛大にスカートをめくり上げました。

大石パパ:「…………ホントだね;;」

大石パパ:「手塚;;コレはどういうことなんだい?」

手塚ママ:「むっっ……言うのが遅れたが桃と菊は、男だ!」

大石パパ:「いやっ、そういうことじゃなくて;;」


つづく




はい、お待たせしました!!(お待たせしたかわかんないけど…取りあえず;;)
マムデレラ・2です!!
手塚が壊れてるなぁとか、そんなことは気にしちゃいけない!!
まだまだ、本編に突入しなさそうな感じですね。。←書いてる本人がなんば言うとっと!!
まぁ、長い目で見てやってください!!







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